2011年10月

教育常任委員会質問④朝鮮学校問題について

教育常任委員会知事質問での理事者側の答弁骨子です。



維新 池下委員 [朝鮮学校への補助金]

問1 昨年度、補助金を停止した理由と4要件を決めた経緯

○ 朝鮮学校への補助金については、拉致問題を含め様々な課題がある中、府民の理解を得るという観点から、国や他府県にはない厳しい要件を課したもの。

○ この4要件については、私が直接学校を視察したうえで、朝鮮学校に対して、要件を提示した。

問2 職員室には肖像画がある。拉致問題がある中で、補助金を出すべきではない。
A2 
○ 拉致問題は、我が国の国家主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題であると認識している。

○ 補助金の交付要件のうち、肖像画については、授業中に、常に生徒が目にすることとなる教室から外すことを要件としたもの。

問3 教科書には「独島」とあり、反日教育が行われている。補助金を出すべきではない。
A3
○ 「竹島」については、日本政府の見解を記載した副教材を活用して両論を教育されており、反日教育が行われているとは認識していない。

問4 朝鮮学校の生徒の約6割が韓国籍であると聞いた。
学校では、韓国と北朝鮮、両国の国旗・国歌について全く教育しない一方で、北朝鮮の指導者の肖像画を掲示している。朝鮮総連との一線を画していない。
A4 
○ 北朝鮮の国家体制や朝鮮総連と一線を画すという点については、学校法人として特定の政治団体などからの干渉を受けず、自立した学校運営を行うことを要件としており、人的・財政的関係がないことを確認している。

問5 4要件では府民の理解は得られない。補助金の交付要件を変更できないのか。   
A5 
○ 朝鮮学校に課した4つの交付要件については、学校法人に求められる政治的中立性や学校運営の透明性といった観点から、国や他府県にはない厳しい要件を課したもの。

○ 朝鮮学校においては、この要件を真摯に受け止め、現時点においてできる限りの対応を行ったもの。

○ この結果、初級学校と中級学校については、要件を満たしたことから補助金を交付したが、高級学校については、肖像画が外されなかったため、これまで交付してきた補助金の交付を停止した。

○ 今後も引き続き、4要件に基づき、適切に対応していきたい。

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教育常任委員会質問③朝鮮学校問題について

10/17の教育委員会知事質問の当初の原稿です。

平成23年10月17日 知事質問(教育常任委員会)

大阪維新の会府議団の池下卓です。本日は知事質問の機会をいただきましてありがとうございます。
では、早速質問へ移らせていただきます。

朝鮮学校の補助金についてご質問させていただきます。
私立専修学校助成費は私立の外国人学校についての補助金ですが、大阪朝鮮学校に対してはその補助金を一旦、停止しています。。それは、4つの交付要件の一部を満たしていなかったからです。その要件は
日本の学習指導要綱に準じた教育活動
財務情報の一般公開
特定の政治団体と一線を画す
特定の政治指導者の肖像画を教室から外す
と設定されています。
そこでお伺いします。そもそもなぜ、補助金をストップし4つの要件を設定しなければならなかったのか、その理由とどのような経緯で4要件が設定されているのか、私学大学課長にお伺いします。
(答弁)
私は、この4要件が全くの抜け道が多いものであると感じています。そして今のご答弁を踏まえたうえでお伺いします。
画面をご覧ください。これは先日の委員会で西野弘一議員も使われた朝鮮学校のすべての教室に貼られていた朝鮮半島の地図の拡大図です。見ていただいてお分かりになるように、「竹島」を「独島」と記載されています。要件の具体例には「異なる見解のある歴史的事象については、両論を教えること」とされています。
しかしながら、毎日この地図を見せられている子供たちは両論ではなく、「独島」と刷り込まれてしますのではないでしょうか?これでは、仮に授業中に領土問題で少々、竹島、独島といっても要件の最初にある「日本の学習指導要領に準じた教育活動」に準じていないと思うのですが、知事のお考えをお伺いします。
(答弁)

また、画面をご覧ください。
先日の10月14日の産経新聞ですが、朝鮮学校から自らの意思で別の学校に移った現役高校生の告白です。タイトルには「朝鮮学校は反日誘導」元生徒の高校生、実態告白とされ、教師は生徒らに反日感情を刷り込み、「日本人に拉致を言う権利はない」学校側が、無償化や補助金申請のため国や自治体にしている説明と大きく食い違うと書かれています。

さらに、これは北朝鮮の主張ではないですが、初級学校5年の「朝鮮地理」の抜粋を読み上げさせて頂くと、領土問題について大韓民国の立場として
「独島が、わが国の領土という政府の主張は確固としている。独島は、歴史的、地理的、国際法的にも明確に我々の領土である。
 大韓民国政府は、我々の固有の領土である独島に対し、紛争は存在しないし、どの国家との外交交渉や司法的解決の対象ではないという立場を堅持している。
 政府は、独島に対する大韓民国の領有権を否定するすべての立場に対して、断固として厳重に対応し、我々の領土主権強化措置を持続していくであろう。」
と記載してます。
それに対し、同じ教科書ですが日本の立場からの記載は
「1、竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上にも明らかにわが国固有の領土です。
2・韓国による竹島の占拠は、国際法上なんら根拠がないままに行われている不法占拠であり、韓国がこのような不法占拠に基づいて竹島に対していかなる措置も法的な正当性を有するものではありません。」と両論を併記しています。しかしながら、この教科書の記載に対する設問は、
・各立場の証拠は何でしょう?・
・この問題を解決する方法はあるのでしょうか?
これだけです。ここで先ほどの産経新聞のような反日教育を助長するような教師の発言があれば、教科書だけの体裁を少々整えても、要件である「日本の学習指導要綱に準じた教育活動」とはいえないのではないでしょうか?知事のお考えをお伺いします。

(答弁)

交付要件の3つ目である「特定の政治団体と一線を画す」という面からは、朝鮮学校と朝鮮総連の関係はないという説明を先日の委員会質問でいただいています。しかし次の画面をみてください。

これは先日、生野朝鮮初級学校における視察におきまして職員室にキムジョンイルとキムイルソンの肖像画が掲揚されている様子です。視察の際、校長から「60年前、朝鮮学校を設立した時に支援してくれた恩人は北朝鮮であった」と聞きました。現在、北朝鮮による日本人拉致問題が解決しない中、また朝鮮総連の実質的な指導者である人物の肖像画を児童や生徒が頻繁に出入りする職員室に掲揚するということは実質的に教室に肖像画を掲揚することと同等の意味を持つと考えます。

朝鮮学校では日本の国旗も国家も教えない教育をされています。児童生徒の国籍のうち約6割が韓国国籍の子供たちであるうえに、北朝鮮と同様にこれまで学校に支援されてきたと思われる韓国の大統領の肖像画を掲揚するわけでもなく、なぜキムジョンイルとキムイルソンの肖像画だけを掲揚するのか、
朝鮮学校を設立した恩を感じるのであれば、特定の政治家の肖像画ではなく朝鮮半島の地図を掲揚するのが理屈ではないでしょうか?この肖像画については政治的意図を感じずにはいられません。
私は視察で子供たちには全く罪もないし、補助金によってさらなる充実した教育を受けてほしいと感じました。この点については強調したいところです。

しかしながら一方で、日本人拉致問題、ミサイル問題さまざまな問題が山積している中で、拉致をされた家族の皆さんが納めている税金の中から、反日教育をしている朝鮮学校に補助金をだすのは府民から理解がえられないと考えます。
そこで知事にお伺いします。
知事は肖像画を教室から外すことを条件とされましたが、その思いをお聞かせください。

(答弁)
質問は以上で終了させていただきますが、最後にもう一度産経新聞の画面をご覧ください。

産経新聞蛍光マーカー部分を読む

先日の委員会質問の答弁に、「民族教育を通じて内なる国際化」につとめているというフレーズがありました。私は民族教育は素晴らしいことであると考えます。自分の故郷そしてルーツを知ることは重要であり、それを知ることによってその他の国々にも尊敬の念を持って対応できる。教育は補助金を突っ込むだけではないと思います。現状の朝鮮学校の教育では、朝鮮学校の生徒そして日本人の間で余計に差別意識が強くなるのではないかと懸念いたします。
管直人前首相が辞任間際に朝鮮学校の無償化審査再開の指示をだされました。その審査が進む中で大阪府がいち早く、補助金再開をすることは全国的な影響も計り知れないものであると感じています。ぜひとも朝鮮学校の本当の実態調査および4要件の抜本的な改善を切に要望して知事質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

教育常任委員会質問②

(続)
教育常任委員会ではさらに、生野聴覚支援学校における視覚情報システムの導入について質問。
災害時、迅速に障害をもつ生徒さんが非難できる、さらに授業にも有効活用できるように要望しました。
理事者側からの答えは年内に導入にむけて検討をしていくという返答をもらい、一つ前に進んだように感じます。

さらに私立および公立高校の授業料の無償化にともない私立高校へ生徒が流れたことから生じる公立高校の定員割れ問題。
池下は私立が先行する入試日程を検討しるように要望。今年の夏に行われたような「大阪教育会議」を何度も行うことにより、有識者、学校関係者と検討する機会を多く求めるように意見しました。

もちろん、日程だけの問題ではありません。魅力ある公立高校づくりのために校長先生の権限強化をすることにより個個の学校の特色作りをさらに進めるように発言しました。

9月11日教育委員会質問①

9月11日、教育常任委員会において委員会質問が行われました。
本日は、私池下と後藤太平議員(公明党)、しかた松男議員(自民党)、森みどり議員(民主党
)、くち原亮議員(共産党)、堀口和弘議員(維新の会)、が質問しました。

私は委員会メンバーの中で一番年下ですので1番バッターで登場です。
以下、質問内容とその理事者側からの大まかな内容をご報告させていただきます。

Q 議会において国旗国家条例が施行されたが、そのうち国旗掲揚の状況について
A 条例制定により、臨時の校長会を開いて、校長・准校長に対して条例の趣旨や国旗の取り扱いを周知した。
現在、全ての府立高校において国旗の掲揚が行われている。

Q全校で掲揚されているということであるが、府民からの投稿により掲揚されていないという声もある。本当に掲揚されているのか?
A 条例3条において「利用者に見やすい場所に国旗を掲げるものとする」と規定されている。各学校においては、既存の掲揚台を活用し、学校を利用する生徒、保護者等から見やすい場所に国旗を掲揚している。

A このため、角度によっては外部から見えにくい場合もあるが、全ての学校において国旗の掲揚が行われている。

要望;学校は地域の協力のうえで成り立っていることから、利用者とは生徒、保護者のみならず地域住民さらには府民全員である。そのうえで、きっちり府教委には指導していただくよう要望する。
(続く)