近年、大阪市内のミナミやキタの一部の地域で通行人や観光客に対する客引きの行き過ぎが目立っている。私もお付き合いで時々、ミナミの街で飲みに行くことがあるが客引き、いわゆるキャッチの若者が断っても断っても纏わりついてくる。さらに一人が終わってもまた次のキャッチが纏わりつく。時には恐怖心さえ抱くらいだ。これが若い女性や街を見知らぬ観光客であればなおのこと。安心安全なまち大阪、そしてこれから海外からも観光客を呼び込もうとする時期に大阪の代表的な地域がこの状態では目も当てられない。
維新の会では地元商店街の要請により、大阪府議団と大阪市議団において客引きの規制条例制定のためにプロジェクトチームをたちあげた。
しかし、営業の自由もあれば、大阪市で条例化するのか大阪府で条例化するのか。警察は大阪府警であるから大阪府の管轄。罰則を科すのか科さないのか。維新の議員提案による条例化を目指すのか、知事に意見具申して知事提案の条例にするのか等々。多くの課題は山積している。
これまで、大阪府警との意見交換会。これから、先進の地域視察および大阪市内の現地視察をおこなっていく予定である。
維新の会には弁護士、行政書士、弁理士など多くの有能な議員がいる。私もメンバーの一人として地元のことではないが、大阪府議会議員として地域活性化のために全力を尽くしていく。



( 参考)
大阪・ミナミ繁華街:客引き、罰則綱引き 地元商店「イメージ悪い」/大阪市「商行為縛れない」
毎日新聞 2013年05月09日 大阪夕刊

道頓堀の戎橋周辺で、客引きの退去を求める地元商店街の警備員=大阪市中央区で2013年5月1日午後9時17分、
 大阪・ミナミの繁華街で問題化する客引き行為について、地元の商店街などが罰則付きの禁止条例の制定を大阪市に求めている。しかし、市は商行為自体を縛ることになる罰則には消極的だ。一方、客引き業者は「違法集団ではない。街を活性化させるビジネスだ」と条例制定の動きに反発している。【千脇康平】
 「お店探してます?」「メニューだけでも見てください」。居酒屋やガールズバーに誘導するミナミの客引き行為は約3年前から急増した。夜間、戎橋周辺だけで100人近い客引きが集まる。しつこく付きまとう例が絶えず、大阪府警南署に寄せられた苦情は昨年約2800件と、前年の約3倍になった。
 現在、風俗店やホストクラブの客引きは風営法などが禁じている。しかし、居酒屋などの飲食店は午前0時までは規制の対象外だ。
 地元商店街などは客引きによる街のイメージの悪化を心配し、警備員を雇って排除を試みるが、効果は薄いという。このため、罰則付きの条例を求める署名活動をして、市に掛け合った。
 市は昨年6月、商店街や自治会の代表者と意見交換を始め、客引きを規制する条例の必要性では一致した。しかし、規制の範囲や罰則を巡る見解は異なる。
 商店街などは「罰則なしの条例を定めても、効果がない」と訴える。一方、市の内部には「罰則は厳し過ぎる」との声が強い。店頭の呼び込みを対象に含めるかなど規制対象の難しさがあり、全面禁止にも慎重だ。
 東京都豊島区は昨年4月、客引きを全面禁止する全国初の条例を制定したが、罰則は盛り込まなかった。宗右衛門町商店街振興組合の岡本敏嗣理事長(57)は「規制しないとミナミがそっぽを向かれる」と危機感を募らせるが、条例制定には時間がかかりそうだ。