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午後8時1分、歓声と共に拍手が湧きおこった。5月の住民投票以来、停まっていた大阪の時間が動き出した瞬間だ。

大阪府知事、大阪市長のダブル選挙、どちらか片一方でも負ければ、大阪がねじれ、かつての大阪府と市をあわせて不幸せの時代に逆戻りする。ボランティアの皆さんも、事務局も議員も一丸となった結果だと思う。
報道では橋下代表の発信力が取りだたされるが、ボランティアさんらの大阪を変えたいという熱意には頭が下がる。この熱い想いは他の政党と違う点ではなかろうか。
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今回は大阪自民、共産、民主との戦い。政策の全く違う政党が候補者を支援する。よくそのような首長が誕生すれば、全方位外交だという言葉を耳にする。私も議員をしてる手前感じるが、支援してもらった人に渋い顔はしにくい。結局、どちらにもいい顔をして決定できない、またはどちらの政策にもじゃぶじゃぶ税金を使うかのどちらかになる。

地方自治のうち、教育、医療、福祉などなどやるべき事はたくさんあるが、やるべきコト100のうち、70程度は誰が首長をしても大きくは変わらないと思う。誰でも子供にはしっかりと育ってもらいたい、ご年配の人には安心して暮らしてもらいたい、当たり前のコトだからだ。
しかし、これらを実行するには財源、予算が必ずいる。少子高齢化社会する中、働く人は減り税収の見込みが減る中、何でもかんでもはできない。
そうすれば、役所の中など行政改革をして経費を削減し財源を得るか、地域を成長させて税収を得るかの両方だ。
やるべきコトの100のうち残りの30がこの改革にあたるのではないだろうか、しかしこの30が70の部分の質をあげることになる。

公務員制度改革をしようと思えば、公務員の職員組合から支援されていてはできない。
自分の地位に保身しない、確固たる信念がなければ不可能だ。

有権者の皆様はよく見られている。信念がにぶれば、それは得票数となって如実にでてくる。今回の選挙、信任を得たからには結果をださなければならない。
政治は結果責任。約束したことを実行する、ただひたすらに。。