2017年11月

大阪府でアレルギー対策すすめる!

 今年の夏、私はJR高槻駅南口のデッキで日頃の府政報告をお伝えするため街頭活動をしていました。しばらくすると、ある幼い男の子の泣き叫ぶ声が聴こえてくるのです。私は唖然としました。振り返るとその子は顔から血を流し、腕も足もそして着ているTシャツも真っ赤にに染まっているのです。近くにいるお父さんらしき方も泣き止まそうとするのですがどうにも止まらない。「かゆい、かゆい・・」
と言って身体中を掻きむしって血を流し、泣いているのです。

 その子はどうやらアレルギーを持っているようで、その苦しむ姿を見て、子を持つ一人の父親として私も泣きそうになりました。そして政治家であっても議員であっても、お医者さんでもない私には何もしてあげることができない無力さに苛まれました。

 「議員である私は一人のアレルギーに苦しむ子どもを救えなかった、でも仕組みを変えることでアレルギーに苦しむ多くの人の苦しみを少しでも救えることができるのではないか、そのためには何をすべきか。」
 
 その後、夏の間に専門家の方をご紹介いただき、今年は大阪維新の会府議会議員団の政務調査副会長というお役もいただいているということもありアレルギー対策にのりだしました。

 様々なアレルギー対策がある中、今回は神奈川県をモデルに大阪府に提案をしてみました。アレルギーを持つ人は日本でも数人に一人という世の中です。それも色々な種類のアレルギーがある。初めての患者さんとすれば、自分がどんな症状なのか、どの種類のアレルギーなのか、どこが専門病院なのかわからない。専門病院の行き先がわからず苦しみが長引く。こうゆうケースを減らすために、大阪府でもアレルギー対策の「拠点病院」を設置、さらには拠点病院を頂点とし地域の病院に来られる患者さんに対して拠点病院を紹介または多くの種類のあるアレルギーの専門病院を紹介し、適切な治療を受けてもらえる仕組みを提案しました。

 今年、池下個人は担当委員会が都市住宅常任委員会ということもあり、直接議会で質問することはできないものの、役所の担当者と議論をし、また同僚でもある前田洋輔府議にお願いし一般質問で取り上げてもらいました。前田議員には感謝申し上げます。

 来年度は「大阪府医療計画」の五年に一度の改定年度ということもあり、拠点病院の設置にむけ動き出します。大阪府内ではまず3つの病院を指定するとのこと。今後の動向にも注目し、継続して対策を進めていきたいと考えています。また、国の方で平成29年の補正予算にて「アレルギー対策拠点病院モデル事業」という予算枠がでているとのこと。今、大阪府にお願いし大阪府をモデル都道府県に指定してもらうよう要請をしています。

 池下個人では力が足りません、多くの方々の知恵を拝借しお力をお借りし、少しでも多くのアレルギーを持つ皆さんの苦しみを和らげていきたい。その他にもやるべき事はたくさんありますがしっかりと活動を続けていきます。

しのぐ「大雨洪水対策」高槻市内の河川、砂防の状況

 近年、大雨や台風による河川や土砂崩れのニュースが毎年のようにはいってきますね。掛け替えのない人命や財産を守るには日頃の意識啓発や災害に対する備えが欠かせません。よく「自助・共助・公助」と言われますがまずは、自分で身を助ける→家族、知人ご近所で共に助け合う→公である行政が助けるの順番で言われます。日本もアラブの油田を持つ国のようにジャブジャブお金があれば抜本的な対策ができるのでしょうが、そうはいかない。今回は抜本的な対策を考慮しつつ、災害から「しのぐ」施策として高槻市内における大阪府管理の河川の対策状況についてご紹介します。

 私もこれまで大阪府議会また地元議員さんと現地で芥川、檜尾川、如是川などの対策をおこなってきました。ちょうど昨年は5年に1度、河川の堆積土砂がどれだけ溜まっているかの調査年度でした。
川に土砂が溜まりすぎると堤防の機能も低下するということで土砂の除去を行なっていきます。

また、芥川の一部には堤防のかさ上げ工事もしていただくことになりました。初当選以来、芥川にかかるJR橋梁の問題(橋を掛け替え、河川の流れをスムーズに)を解決すべく活動していますが、なんせ予算が130億円以上ということでなかなか進まない。まずは「しのぐ」施策として対応していただきます。

参考として工事箇所を添付しておきますのでごらんください。
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平成29年10月都市住宅常任委員会にて議会報告

 平成29年9月議会は異様に長い気がします。堺市長選、衆院選を挟む中、政務調査副会長というお役をいただき府議団の代表質問の作成にも携わることで、経験を積まさせていただいていることに感謝です。

 さて、今回は今年度、所属させていただいている「都市住宅常任委員会」の個人質問から。この委員会は道路や河川などの都市インフラ政策、府営住宅や空き家対策などの住宅政策を担当する委員会です。今回の質問は大きく5つの項目について質問しました。質疑応答はかない長い文章なのでまとめを記載しておきます。

1,流域下水道事業の地方公営企業法の適用と経営戦略について
 
さっそくややこしいタイトルの質問ですが、これは府民の皆様ほぼ全員が利用されている「下水道」について。大阪の下水道は50年前から事業着手され、普及率は96.1%、大雨時の浸水被害の軽減や大阪湾、府内河川の水質改善を行い府民の生活を支えている大事なインフラです。
 しかし、老朽化に伴う更新費用は莫大な金額にのぼります。そして、これまでの官庁会計特有の現金収支による会計(ドンブリ勘定?)から一般の企業会計に準じた地方公営企業法による会計へ移行することにより毎年20億円を越える赤字が発生。公の事業ですからすぐに経営破綻はないものの経営改善と経営計画をしっかりとするよう議論をしました。元税理士ということで突っ込んだ議論ができたと思います。
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2.泉大津港湾地区等の賑わいづくりについて

 大阪府議会議員に当選させていただいてから大阪港湾の活性化のために取り組んできましたが、今回は特に泉大津市周辺の港の活性化について質問しました。夏には南出泉大津市長、大橋府議会議長、港湾局長とともに現地視察。地元市の意見を尊重しながら規制を緩和し人々が集まる魅力ある港湾づくり、また泉大津フェニックスの有効活用と企業誘致について議論を行いました。地元高槻市や島本町にはない海や港という資産を活用しながら大阪の成長を促していきたいと考えています。

3.府道高槻市停車場線の管理および(高槻市への)引継ぎについて
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 当該道路は阪急高槻市駅南口から国道171号線に至る約180メートルの一方通行の道路。この地域は地元の表玄関でもあり、地元の方々には京阪バス通りなどと言われている道路になります。この道路は平成20年に府道から市道へ引継ぎの覚書が交わされていたものの、財政の問題等により長年進んでこなかった道路です。池下は地元商店街の皆さんからご要望を受け、地元商店街、大阪府、高槻市との間に入り調整をさせていただいてきました。今回、カラー舗装等の整備をした上で高槻市に移管、平成31年には引き渡しをされる運びとなりました。

4.分譲マンションの耐震化について

 この件については池下もこれまでに議会で質問をし、維新の会府議会議員団の代表質問でも取り上げてきた問題になります。昭和56年以前の旧耐震基準で建築された分譲マンションは府内に15万戸、これらは震度6強から7に達する大規模自身に対し倒壊や崩壊の危険性が高いものです。
 分譲マンションは住んでいる住民の皆様の人数も多く、耐震化に多額の費用を要することからこれまで耐震化はほとんど進んできませんでした。いつ南海トラフ地震が発災するかわからない状況の中、早期の対応が必要です。今回の議論で、耐震化に対する相談、住民間の合意形成、技術的なアドバイス、耐震化の費用負担の軽減に向けた補助制度のあり方、容積率の緩和などの総合設計精度など新たな仕組みを作るよう進みました。今後府庁内で財政などの議論を行ったうえで、平成30年度の運用開始を目指していくということになりました。この問題は高槻市からの要望事項にも含まれており、地域の要望が叶う一助になったかと思います。

5.淀川沿川の広域連携型まちづくり(西国街道を活かしたまちづくり)
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 これまでの議会では淀川を活用した周辺都市の魅力づくり、街づくりを進めてきました。幕末までは大阪湾から京都の伏見まで舟運を使ってヒトやモノを運んできた歴史があります。関係者の皆様の御協力もあり、本年度には定期運行も開始されたところです。
 この淀川沿川には地元の高槻市や島本町にも多くの地域資源があります。高槻市では「しろあと歴史館」、「藤原鎌足の墓とされる阿武山古墳」、「今城塚古墳」、現在整備中の「安満遺跡公園」、「富田の古い町並みや造り酒屋」また島本町には大阪で唯一名水百選に選ばれた「離宮の水のある水瀬神宮」や「サントリー山崎蒸留所」。
これらの地域資源を活用した魅力ある街づくりを進めるべく質問をしました。今後、具体的に地域資源をつなぐ方法として、市町、バス事業者、街づくり団体等を含め前進させていく旨の答弁もあり、さらに各地域の特色や歴史を踏まえた伝統的な街並みの保全や古民家活用など、歴史街道にふさわしい景観形成も行い都市魅力の向上を図っていきます。
 
 大阪府は大阪市だけではありません。もちろん大阪市も人口集中するということで重要ですが、人口880万人の府民のうち、大阪市民は約280万人、そのほか地域の魅力も各地域でさまざまあります。しっかりと地元高槻島本のみならず大阪全体の魅力づくり、安全安心の街づくりを目指して活動していきます。