令和2年8月28日、時代の転換点となるのか。2012年から7年以上にわたり安倍一強といわれてきた安倍首相が辞任のとの報道、府議会での議案採決が行われたあと、控え室に戻ると報道がなされている。このところ安倍首相の体調不安が大きく報道ということは外交、内政においても政治の不安定を招くことは周知の事実であることから、これは厳しいなと思っていたところ残念ながら予想が当たってしまった。まずはこれまで国政を引っ張ってこられたことについての感謝と体調回復をしてもらいたいと願う。

 新型コロナウイルス禍のなか、他党であるがこれからの総裁選、衆院選の政治日程は国民生活に大きな影響を与えることになるであろう。大阪都構想を目指す維新の会もこれまで橋下ー松井ー吉村と安倍首相、菅官房長官とのパイプがあったが総裁選の次第では都構想後の動きも変わってくるのではないか。いずれにせよ、我々は「大阪を豊かにするため」にスタートした政策集団であることは変わりないやるべきことをやるだけだと改めて感じる。
FullSizeRender

さて、本日の府議会は維新の会が10年間一丁目一番地と定めてきた「大阪都構想」の法定協議書を採決する重要な議会。
思えば、67年前府議会で「大阪産業都建設に関する決議文」が採択されながらも、永きにわたって大阪府市の二重行政が続き、府市間に無駄なロスを発生させ税金の無駄遣いを許してきた。この長年の怨讐を乗り越え、大阪の成長を加速させるとともに、その果実である税収で交通インフラ、教育、医療、福祉さまざまな住民サービス等を向上することで、次世代に繋げれる新たな大阪像、副首都大阪を作り上げていかなければならない。
今回の特別区の設置における法定協議書(設計図)の作成においても賛成、反対それぞれの政党がこの3年で36回にも及ぶ議論がなされてきた。まさに前回の内容からかなりの改善を行われた設計図といえる。


議会の方では、この議案に賛成するか反対するかの採決を記名投票(賛成:白札、反対:青札)で投票することに。
投票に先がけて行われた各会派の討論は、大阪維新の会は当然賛成、そして公明党さんについても、先の選挙での民意を重く受け止め法定協議会の協定書作成について協議をしてきたということで賛成を表明した。
IMG_0851
FullSizeRender

自民党府議会議員団においては、会派内で賛成・反対の意見が割れているため、討論における態度表明はなしということになった。

さて投票結果は・・・・
賛成71票(白札) 反対15票(青札)

9月3日には府議会に引き続き、大阪府議会でも採決が行われる。5年前、わずか1万票で否決をされた大阪都構想、11月1日いよいよ2回目の住民投票での勝利のため一丸となって活動を進めていく。
「すべては次世代のために・・・」