2021年05月

ワクチン接種の人材確保

【アストラゼネカ社から大阪府看護協会へ】

  寄付の実現を橋渡し


新型コロナワクチン接種について、1100万回という目標がだされた。しかし、その回数に持っていくためには医療従事者の皆さんに接種の体制を組んでもらわなければならない。


ワクチン接種は通常の予防接種である皮下注射と違い筋肉注射。実際に接種してくださるのは現状看護師さんということになるが、例えば歯科医師や薬剤師まで裾野を広げ、人員を確保するのであれば、人材育成や研修も必要である。


さて、今回はそういう事も見越し3月の府議会一般質問の時期から製薬メーカーであるアストラゼネカ社に打診をし、大阪府のワクチン接種推進課を通して、大阪府看護協会さんへ「上腕部筋肉内・皮下注射シミュレーター(装着型)」の寄付を模索してきた。


本日5/10無事に贈呈が行われたと報告があり、少しでもコロナ禍の終息に向けた一助になればと思う。


大阪府とアストラゼネカ社は本年120日に公民連携に基づき府民の住民サービス向上のため6分野に渡り包括連携機協定を締結。

この連携は私が2019年、私が大阪府との橋渡し役として1年を超える協議を経て締結されたものである。(下記、URLに具体の内容)

https://www.astrazeneca.co.jp/media/press-releases1/2021/2021012001.html


また、立憲民主党の枝野代表が衆院予算委員会で『新型コロナウイルスの感染力が強い英国型変異株が広がる大阪府の吉村洋文知事のコロナ対応について「朝令暮改そのもので、一番悪いのは府知事だ。」』

と批判。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f656bf37f25df0a6f30cad39b7c515f74305b83a


まさに未知のウイルスと戦っている現場に対し国政野党第一党の代表が無責任極まりない発言と感じてしまうのは私だけであろうか?

国政政党として、もっと地方や医療関係者、事業者そして国民に寄り添った具体的な政策の実行が求められる時である。

まさに「言うのは易し、行うは難し」

責任政党としての矜持をみせてもらいたいところである。



新型コロナ感染:ホテル療養記

報道発表にもありました通り、このたび私新型コロナウイルスにかかりまして、保健所の指導に従い4月25日から5月6日まで大阪市内のホテルにて約2週間の療養をしてまいりました。
支援者の皆様・関係各位には大変ご心配とご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。
そして、お見舞いのご連絡をいただいた皆様には心からお詫びと感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、今回のブログではそんなホテル療養期間中にスマートフォンで徒然に記録していたものをアップしていきたいと思います。
体調の優れない中、備忘のために記録していたものなので、文章の稚拙さにはご容赦くださいませ。


今回の感染発覚の経緯。
4/22 12:30ごろ同僚よりコロナ陽性の反応がでたと連絡あり。自分か濃厚接触に該当するか記憶を遡る。

※厚生労働省が示す濃厚接触に該当する場合とは、感染者と手指消毒など行うことなく触れ合った、もしくは対面で手を伸ばしあったら届くくらいの距離(1m程度)に15分以上いたとされている。

私は日頃からマスク・手洗いの他、会食はもちろん控えていた。感染するリスクはあったのか?
記憶にあるのは昼食でここ1週間で数回近くでお弁当を食べた記憶がある。黙食していたつもりではあるが、至近距離でマスクを外していたため一抹の不安がよぎる・・・。

本来は濃厚接触者に認定されてから保健所にPCR検査受けに行く手順だが、少しでも不安を解消するべく自主的に検査受けに行ったところ私も陽性判定が出た。

この時の体調は熱もなく平常時と同じ(無症状)で、陽性の結果に自分自身驚いた。念のため、家族と事務所スタッフにも検査を受けてもらったが、こちらは全員陰性。

結果論だか早めに検査を受けたことで周囲の方々に感染させなかったことが不幸中の幸いであった。
感染病は感染させた人に罪があるわけではない。いくら気をつけていても感染するときは感染してしまうのが感染症。当然生活もある仕事もしなければならない、しかしできる範囲の中で最大限の危機意識を持って対策をする。一人が気をつけるだけでは意味がない。長期間で緩みが生じる人間の弱さも理解できるが、他人の命の危険を思うと社会全体の危機意識を改めて感じるところである。

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陽性が発覚してから2日ほど自宅にて隔離待機。
その間に高槻市保健所より電話聴き取り。家族以外に濃厚接触はなしと判断された。(家族は濃厚接触者のため5/9まで自宅待機となった。)
他の人に迷惑をかけないことが1番。陽性反応が出る前は普段と何も変わらず活動するので、改めて無症状の潜伏期間の怖さを知る。

私の場合はこの間まったくの無症状だったが、同居家族が居る為、保健所からホテル療養決定の連絡が入った。

4/25 13:20
ハイエースが自宅まで迎えがくる。運転席と客室は隔たりを作っている(下記写真)が客室は5人同席。中学生くらいの少年もいることから報道あるように若年層への広がりを感じる。

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保健所から必要なものについて前日の夜に連絡あり。準備をする時間はあったが、一人暮らしの人だと中々不自由な事も多いだろう。
ちなみに子供の学校への登校など具体的なことについてはこちらから聞けば色々と教えてくれる。毎回話す担当職員が違うことから、もっと分かりやすいQ&Aの提示の必要性があると感じた。

西中島南方駅前のホテルに到着。
窓のついたカウンター越しに厚労省のアプリ(HER-SYS)の導入、健康観察の申請、ホテル内での注意事項の説明を受ける。

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同日夕刻、最初の食事。説明時に1週間の弁当メニューを尋ねられ、和食系か油もの系が良いか選ぶ事ができるようになっていた。年齢的にも私は和食を選択。

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ただ、ずっと同じ系列のメニューはしんどいのではないかと少し心配にはなるが、もちろん贅沢は言ってられない。
館内アナウンスの後、各自エレベーターで2階の引き渡し所へ向かうが、まさに密状態。全員陽性なので、これ以上という面もあるだろうが無症状の私はやや複雑な気分に。中には咳のひどい方や額に冷えピタを貼って具合の悪そうな方もいる。一様にエレベーターのボタンを押す人はホテルの鍵で押している。それぞれ微妙な心理なのだろう。

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4/26
朝食のアナウンス。朝食のメニューはこんな感じ。

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きっとホテル療養中は暇になるだろうと思っていたが、何やかんやと仕事の電話やLINE、お見舞いの返信などで時間を費やす。携帯でどこでも仕事ができる時代、iPadやパソコンも持ち込んで仕事を続ける。

WiFiはあるが環境は少しもどかしい面がある。滞在者が同時にネットを常時繋いでいる状態が続く為、深夜はともかく朝から就寝時間まで通信環境はスムーズにいかない。この問題はホテル療養の期間中、私も悩まされることになった。ホテル療養中に仕事をしたりネット環境を使う予定の方は出来ればポケットWi-Fiなどを持参するのがおすすめだが、そんなにすぐ皆が準備できるものでもないので、今後の課題でもある。

一室にこもっていると普段それ程飲まないお茶なども頻繁に手が伸びる。ティーパックや紙コップはもちろん、ある程度の期間滞在するならプラスチックの食器類あると便利かもしれない。

府議団メールにて「緊急事態措置に関する問合せ」の府ホームページを確認。その先の高槻市の小中学校の問合せについて、市のホームページに不備(リンク先が切れている)がある点について市議に修正依頼を打診。

大阪維新の会府議団の政務調査会にWEB参加。
緊急事態宣言下における説明を受ける。

ホテル療養中、具合が悪くなった場合の現状対応が遅れている。先日感染症の医師からも提案があったが、コロナ陽性者が滞在するホテルで治療ができれば病床圧迫を少しでも回避できるのでは。(大阪府ではなく、厚生労働省の判断になると考えるが)ホテル内で体調悪化した場合に余計に感じることである。

なんだかんだと2日目の夕食時間。
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食事後、体温は37.1℃
厚労省のアプリを通じて健康状態の報告するも明らかに喉と鼻の調子が悪く、口呼吸のため喉が乾燥し悪循環。

看護師さんより症状確認の電話が鳴る。少し熱があがってるみたいと言われるも、それより咳が苦しい。もしこれ以上しんどくなった場合にはどうしたら良いのか訊ねておいた。

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血中酸素が95%切ると本来は入院。しかし、病床不足で現在では血中酸素90%前半にならないと移送は難しいとのこと。事情は百も承知。

吉村知事からも病院に一軒一軒連絡をし、病床確保のために連絡をしていると聞いていた。現状の法律の範囲内では都道府県が病床確保のための動きをする。しかし、災害級のコロナ禍、国のリーダーシップはどうなのか?権限も財源も少ない地方自治体でできることには限りがある。
また、人流を抑制するには店舗等への補償が必要なことは以前から言われていること、一方このような時期に私権の制限をどこまでするのか国会ではほぼほぼ議論がされていない。現場は武器も持たずに戦えと言わんばかりの状況の中、国政の役割は非常に大きい。

症状については自分はまだ大丈夫、そう言い聞かせてホテルの中でも電話で相談対応を続けた。
そして、うがいをし薬を飲み早めに就寝準備をした。

4/26 21:10
やはり熱っぽい。体温計で測ってみる。

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熱が上がっている。血中酸素は99%
とりあえず何もできない状態。

4/26 23:46
体温38.2℃、血中酸素98
解熱剤を2錠飲む
HER-SYSに入力。

4/27 7:04
体温36.8℃、血中酸素99
解熱剤のお陰で熱は微熱。 
ただ体力の消耗からか虚脱感。食欲はなし。
ホテルのアナウンスで食事を取りに来るよう案内があるも行けず。薬を飲まないといけないので、持参したゼリー状の栄養ドリンクで栄養補給。

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4/27 10:45
看護師さんより状態確認の電話。HER-SYSの入力は確認してくれている模様。薬は頼って良いのでと。30秒ほどで確認終了。多数の患者いる上にホテルで医療行為できない現状があるので致し方ない。立場的に知識があったので理解はできたが、そんな決まり知らずホテルで具合が悪化した人は不安に感じるのではないかと心配になった。

4/27 12:23
体温37.4℃、血中酸素98
解熱剤切れてきたら熱上がる、昼食は抜き。
ヨーグルトだけ食し、解熱剤を再び飲む。

4/27 14:00
体温37.9℃、血中酸素99

4/28 18:45
体温37.8℃、血中酸素98

この日は昼過ぎにいつも良くしていただいている支援者の方が差し入れを持ってきて下さった。今はホテルを通して差し入れが出来るようになっている。
当たり前だが外出禁止、慣れないホテル滞在のため必要になるものが出てくるので、本当に有難い。
その中には子供からの手紙も同封。

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まさにコロナ禍のなか、当たり前のことが当たり前じゃなくなる日々。仕事的には様々な話を聞き、解決するために動くが、体験してみなければわからないことがあるのもまた事実。
結局、終日ホテルの弁当には手をつけられず差し入れのゼリーやお粥でやり過ごす。喉の腫れで中々、固形物が喉を通らない。

4/28 7:15
体温36.6℃、血中酸素99
耳鳴りが酷い。

4/28 8:00
家族とTV電話。子供たちの体調は変わらず元気だが、学校に行けない日々が続く。塾はオンライン可能と言うこと。公立の学校に於いてもiPadは導入済みであるから授業を中継するなどサポート体制の欲しいところ。
さっきも触れたがホテル内のWiFi環境はスムーズにいかなかったが、束の間の癒しを家族から貰い心が和らいだ。
体温は37℃前半が微妙に続き、何かするにも身体の辛さがあり、さすがに時間を持て余す。

4/28 18:00
体温36.4℃、血中酸素98

4/29
体温36.1℃、血中酸素99
ホテルに入って5日目。若干喉に違和感あるものの、ようやく平常時の体調に近づいてきた。

今回のホテル療養が始まって3回目の食事。健康な人でも似たような食事は少し飽きがくるとは思うが、体調の悪い人に対してはおかゆやゼリーなどの補助食を提供できるようになればいいのではないかと感じた。ホテル療養者も無症状者だけではないので一人での体調管理は難しい。(現場によってはあるかも知れないが、今回は説明になかった)
私の場合、事前の準備の時間があった事と差入れで乗り越えれたが、ホテル外にサポートしてくれる家族などがいない場合には非常に厳しいと感じた。

4/30 6:00
体温36.5℃、血中酸素99
体温等は正常値だか気管から湧き上がる感じの咳がでる。

5/1 7:00
体温36.6℃、血中酸素99
軽い咳程度。明日保健師さんとの電話での聴き取り次第で帰れるとのこと。
ゴミ捨てにロビーに行くと入れ替わりのように新しい療養者の方々がやってくる。夕方にはゴミ入れは満杯だ。

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5/2 6:52
体温35.4℃、血中酸素99
咳も治まってきた。
夜中、ふくらはぎを触ると明らかに筋肉が減ってきている。コロナ禍で健康な人も体力が落ちてきている中、感染療養したら尚のこと。この点についても今後健康寿命について府議会で仕事をしてきた立場として検討していきたい。

5/2 昼過ぎ
高槻市保健所から連絡。ホテルから退去できるのかとホッとしたところ、思いがけない言葉が…
当初陽性が判明してから10日間と言われていたが、途中で無症状から発熱→発症してしまったのでそこから10日間の計算になるので3日延長とのこと。
未知の病にイレギュラーはつきもの、仕方のないことだ。保健師さんや医療関係者の皆さんは人手不足のなか休まず働いてくれている。皆苦しい時だと納得し電話を切る。
だが、理解はしていても人間こんな時はやはり戸惑い落胆するものだ。

5/4 7:00
体温36.4℃、血中酸素99
昨晩、ホテルの部屋が乾燥してるのではないかということで工夫をしたところ咳もだいぶ治まる。普段と違う環境で身体が順応していないのもありそう。

5/4 16:45
体温37.1℃、血中酸素99

5/5 7:00
体温36.5℃、血中酸素99
ホテルの保健師さんより体調確認と高槻市保健所から連絡がきたか確認の電話あり。
そしてなんと、また一日延長との事。前日37.1℃だから仕方がない。

5/6 6:46
体温36.4℃、血中酸素99
やっと退所日になるのか?2回の延長、GWはまるまるホテル療養だったため、仕事の遅れが不安。

午前中、待てど待てど保健所からは連絡が来ず。これまで2回は午前中に連絡があったがまた何かあったのか心配になる。
昼過ぎに堪らずこちらから電話。本日のリストには記載されているということだが、待つように指示される。どうしてもせっかちになってしまう自分に反省だ。

5/6 15:17
高槻市保健所より連絡あり。本日退所が伝えられるが、ホテルの都合で何時に帰れるかはわからないとのこと。しばし待ち時間。

5/6 16:00
ホテル退去の許可がでる。
新しい療養者と鉢合わないように出入りには時間をずらした配慮がされており、細かい時間が伝えられる。


・・・やっと家族の元に戻れるという安堵感でホテルを後にする。今回のホテル療養は私にとって日常の有り難みを再確認する貴重な時間となった。


長くなりましたが、少しでも参考になればと半ば日記のような手記を公開してみました。

脅すわけではありませんが、誰もが明日は我が身。
心身ともに不自由な生活が続きストレスをためている方も多いかと思いますが、守るべくは自分だけではない、思いやりの気持ちで感染症対策をしっかりと続けていただけたらと思います。